品質チェックのポイント


検査のプロによるプロ検査員が教える中古車検査講座

「修復歴車」とは?

くるまの構造と衝撃の伝わりかた

いきなり難しそうなタイトルでスミマセン…
中古車購入を考える上で誰もが気になる修復歴車。
この「修復歴」とは機能回復や形状回復のためにボディの骨格に修復を加えた車のことです。
では車の骨格とはどのような場所を指すのでしょう?
答えは右の図を見てください。
これは一般的な乗用車の例で、「モノコック構造」といわれるタイプの骨格です。最近ではフレーム部分とボディ部分が一体化しているこの構造が一般的です。建築で考えると柱で支える従来工法ではなく壁で支える2×4工法にも似ていますね。因みにボディの骨格として機能していないドアやボンネット、トランク等は交換しても修復歴車にはなりません。
このモノコック構造は量産性・軽量化に寄与し、衝撃吸収性が高く人員保護に長けている反面、外部からの衝撃が他の部位に広がりやすい特徴もあります。
では、伝わる衝撃はボディのどこで吸収されるのかというと…


抜き打ち穴(パネルに開ける穴) 形状の急変部 鉄板の重ね合わせ部

の3箇所が主になります。
AISの検査員はこれらの部位の明確な形状の変化や修理後を確認することにより、
衝撃の伝達経路や強弱まで確認することができます。


図:モノコック構造
修復歴車は納得できればお買い得