まるも亜希子の新車まるかじりトーク トヨタ『カムリ』

トヨタ『カムリ』


トヨタ『カムリ』 メイン 【今回の車両】
<トヨタ・カムリ>
●全長4885/全幅1840/全高1445
●乗車定員5名
●燃費33.4km/L(JC08モード)
●2.5直4+モーター/CVT
●価格\3,294,000~\4,195,800
●エコカー減税/免税

理屈抜きにカッコいいクルマ


セダンの復権を目指して、前例のない変革で理屈抜きにカッコいいクルマを作ろう。そんな思いで誕生したという新型カムリ。1980年から続くロングセラーのセダンです。確かに日本ではSUVやミニバンに人気を取られていましたが、アメリカでは15年連続で乗用車の販売台数No.1を獲得する実力の持ち主。ただ、そんなアメリカでもSUVへの乗り換えが増えているということで、気合の入ったフルモデルチェンジとなりました。


トヨタ『カムリ』 サイド

何しろ、すべての部品をゼロから新開発。プロポーションとしてはルーフが25ミリ、フードが40ミリ低くなり、全体的にワイド感のあるスポーティさが引き立ちます。パワートレーンはすべてハイブリッドとなり、新開発の2.5L直4ダイナミックフォースエンジンと、ハイブリッドシステムのTHSを組み合わせて、211psという最高出力と33.4km/Lの低燃費を実現。ミッションには6速のマニュアル感覚のシフトチェンジができるシーケンシャルシフトマチックを搭載しました。
そして足まわりでは、リヤサスペンションにダブルウィッシュボーンを採用。タイヤもグレードごとに16インチ、17インチ、18インチを揃えており、スポーティなだけでなく後席の人まで快適な乗り心地にもこだわりが窺えます。


トヨタ『カムリ』 右前から

運転席に座ってみると、まず感じたのはセダンらしからぬ視界の広さ。薄くて低いインパネや細いAピラーを採用し、ドアミラーの付け根の位置も工夫されており、左右方向も見やすいのです。着座位置は低いのですが、それによる運転ポジションの取りにくさがないところに、これまでのセダンとの違いを感じました。そして走り出すと、発進直後はEVモードでモーターだけの走行ができ、とても静かでなめらか。そこから速度を上げていくと、モリモリとした余裕ある加速フィールが得られ、ここぞというところでモーターアシストが介入して、全域で頼もしく重厚な走りです。高速道路でもあっという間に100km/hに達し、そこに上質感が感じられるのが好印象でした。


トヨタ『カムリ』 ハンドル

後席でも試乗してみると、右側のドア後方付近から風切り音がやや大きめに入ってくるのが気になりましたが、やはり乗り心地はとてもフラットです。開発者に確認すると、そこは改良すべき点と認識しているとのこと。今後順次、さらに良くなっていくはずです。とはいえ、「やっぱりセダンは落ち着くなぁ」と実感させてくれた、新型カムリでした。

※掲載している情報・画像は、2017年10月25日時点の情報です。

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まるも亜希子の「新車まるかじりトーク」とは?


カーライフ・ジャーナリストまるも亜希子氏が、新車を紹介していくコーナーです。
毎回、まるも亜希子氏が新車をご紹介してくれるので、楽しみながらご覧ください。

まるも亜希子さん まるも亜希子
カーライフ・ジャーナリスト。雑誌・ウェブ・ラジオ・トークショー等に出演・寄稿する他、安全&エコドライブのインストラクターも務める。
日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(2006年~2015年)
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
女性パワーでクルマ社会を元気にする「ピンク・ホイール・プロジェクト」代表。