まるも亜希子の新車まるかじりトーク ジープ『コンパス』

まるも亜希子による新型ジープ『コンパス』レビュー


ジープ『コンパス』 メイン 【今回の車両】
<ジープ・コンパス>
●全長4400/全幅1810/全高1640
●乗車定員5名
●燃費11.9km/L
●2.4L直4/6AT、9AT
●価格\3,230,000~\4,190,000
●エコカー減税/なし

ジープのコンパクトSUV


「グランドチェロキーのベイビーを創ろう」。そんなコンセプトでスタートしたという、ジープのコンパクトSUVである新型コンパスがデビューしました。初代が登場した2012年当時にはなかったレネゲードが現在のエントリーモデルを担っていますが、サイズに大きな差がないため、2代目コンパスはカジュアルな雰囲気のレネゲードとはキャラクターをしっかり分ける意図で、プレミアム路線のデザインが採用されています


ジープ『コンパス』 サイド

とくに印象的なのは、「ズラリとクルマが並んだ広い駐車場で遠くから見てもひと目でわかるように」というルーフライン。サイドミラーを起点に一筆書きで力強く、エレガントさも兼ね備えたラインが描かれています。サイドにはホリゾンタルラインと呼ばれるキャラクターラインが多く入り、実寸よりも大きく見えるのも特徴。Sport、Longitude、Limitedと3つあるグレードのうち、Longitudeには初めてブラックペイントルーフを採用しており、ボディカラーとのコントラストがとても斬新です。その上で、ジープ伝統の7スロットグリルや台形のホイールアーチなどのモチーフも健在で、それがプレミアムな中にも頼もしさを感じさせてくれます。


ジープ『コンパス』 右前から

パワートレーンは初代よりもパワーアップ&省燃費化した2.4L直4マルチエアエンジンに、FFとなるSportとLongitudeが6速AT、4WDとなるLimitedが9速ATという組み合わせ。FFモデルは市街地でのストップ&ゴーが扱いやすく、穏やかながら十分な加速フィールが続きます。同クラスのライバルと比べると、微振動やエンジンノイズが大きく感じますが、そんなカジュアルさもコンパスの持ち味かもしれません。そして最上級グレードとなる4WDのLimitedは、低速よりも中速からの方がパワーの盛り上がりのある加速フィールで、明らかにドッシリとした剛性感が増し、ステアリングは落ち着きがあって、静粛性も高いと感じます。身のこなしには、オフロードでの安心感を予感させる大らかさがあり、そこはジープならではの魅力でしょう。


ジープ『コンパス』 ハンドル

後席でも試乗しましたが、ロードノイズや微振動は気になるものの、座面や背もたれのゆったり感は好印象。ラゲッジは広くフラットで、後席だけでなく助手席も前倒しでき、サーフボードなど長尺物も積載OKです。海へ山へと出かけるアクティブな人たちにとって、取り回しやすく価格も手頃な新型コンパスはチェックする価値のある1台だと思います。

※掲載している情報・画像は、2017年12月25日時点の情報です。

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まるも亜希子の「新車まるかじりトーク」とは?


カーライフ・ジャーナリストまるも亜希子氏が、新車を紹介していくコーナーです。
毎回、まるも亜希子氏が新車をご紹介してくれるので、楽しみながらご覧ください。

まるも亜希子さん まるも亜希子
カーライフ・ジャーナリスト。雑誌・ウェブ・ラジオ・トークショー等に出演・寄稿する他、安全&エコドライブのインストラクターも務める。
日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(2006年~2015年)
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
女性パワーでクルマ社会を元気にする「ピンク・ホイール・プロジェクト」代表。