まるも亜希子の新車まるかじりトーク スズキ『スペーシア』

スズキ『スペーシア』


スズキ『スペーシア』 メイン 【今回の車両】
<スズキ・スペーシア>
●全長3295/全幅1475/全高1785~1800
●乗車定員4名
●燃費30.0km/L(JC08モード)
●0.6L直3、0.6L直3ターボ/CVT
●価格\1,274,400~\2,048,760
●エコカー減税/60%減税

「本当に欲しい・あると嬉しい」ものが詰まったフレンドリーなスペーシア


2017年の新車販売台数1位を獲得したホンダ・N-BOXをはじめ、スーパーハイトワゴン軽自動車は超激戦カテゴリーのひとつ。そこに投入するとあって、フルモデルチェンジしたスズキ・スペーシアはかなりの力作だと感じました。


スズキ『スペーシア』 サイド

まずはそのデザイン。ベーシックとカスタムの2タイプがあり、とくにベーシックデザインは旅のお供であるスーツケースがモチーフです。フロントガラスを立ち気味にし、ぽってりとした厚みを強調したボディはいかにも荷物がたくさん入りそうな印象。人気のスーツケースブランドを思わせるピードや、取っ手のようにぐるりとサイドガラスを囲む部分、四隅のタイヤはキャスターと、ユーモアたっぷりです。インテリアにもそうしたモチーフがあしらわれて、今にもコロコロと引いて歩き出せそうな雰囲気満点。デザインでの指名買いが増えそうな予感です。


スズキ『スペーシア』 右前から

そしてパワートレーンには、全車にマイルドハイブリッド+CVTを採用。52ps/60Nmの0.6L直3エンジンと、64ps/98Nmの0.6L直3ターボエンジンがあり、走らせてみるとやはりターボの方が全域でパワフルではありますが、自然吸気でも必要十分。ステアリングにあるパワーモードのスイッチを押せば、エンジンとCVTの制御変更やモーターアシストのトルクアップが瞬時に行われ、高速道路でもしっかりと加速してくれました。ただ、15インチタイヤを履くターボモデルは、後席での乗り心地がややゴツゴツと硬め。対して14インチのベーシックモデルは、全席で落ち着きのある乗り心地で、カーブなどでのしなやかな挙動にも感心しました。ファミリーユースなら、14インチタイヤのグレードがオススメです。


スズキ『スペーシア』 ハンドル

室内の見どころは、車内の空気を循環させて素早く温度を均一にしてくれる「スリムサーキュレーター」や、風量調節だけでなく風を拡散させる機能がついたエアコンルーバーで、どの席でも快適に過ごせるよう工夫されているところ。後席の210mmの前後スライド機能はサイドだけでなく荷室側からも操作でき、ワンタッチダブルフォールディングで簡単にフラットに。荷室の掃き出し口には、自転車を積む際にタイヤを乗せるとスムーズに積みこめる、ガイド溝があるのもアイデアものです。安全面でも日常で役立つ装備が揃っており、新型スペーシアはユーザーが「本当に欲しい・あると嬉しい」ものが詰まったフレンドリーさが大きな魅力だと思います。

※掲載している情報・画像は、2018年3月25日時点の情報です。

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まるも亜希子の「新車まるかじりトーク」とは?


カーライフ・ジャーナリストまるも亜希子氏が、新車を紹介していくコーナーです。
毎回、まるも亜希子氏が新車をご紹介してくれるので、楽しみながらご覧ください。

まるも亜希子さん まるも亜希子
カーライフ・ジャーナリスト。雑誌・ウェブ・ラジオ・トークショー等に出演・寄稿する他、安全&エコドライブのインストラクターも務める。
日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(2006年~2015年)
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
女性パワーでクルマ社会を元気にする「ピンク・ホイール・プロジェクト」代表。