まるも亜希子の新車まるかじりトーク「BMW M2クーペ」

まるも亜希子の新車まるかじりトーク「BMW M2クーペ」

BMW『M2クーペ』 メイン

【今回の車両】
<BMW・M2クーペ>
●全長4475/全幅1855/全高1410mm
●乗車定員4名
●燃費12.3km/L(JC08モード)
●3.0L直6ツインターボ/7速M DCT Drivelogi
●価格7,700,000
●エコカー減税/なし

タダモノではない存在感どおりのパフォーマンス

BMWグループ創立100周年を迎える今年、東京・台場に新しいコンセプトとスケールを備えるブランド体験型販売拠点もオープンし、勢いが加速している感じのBMW。この春から1シリーズ、3シリーズ、4シリーズなどに次々と新パワートレーンを導入して、日本での取扱車種はもう日産よりも多いんだとか。

BMW『M2クーペ』 右前から

そんな中、オールニューモデルとして登場したのが、史上最もコンパクトな「M」モデルとなるM2クーペです。伝統的にBMWの高性能モデルを手がけてきたBMW M社が開発し、70年代の名車BMW2002の血筋も受け継ぐコンパクト・スポーツカー。日常の走行はもちろん、サーキットに持ち込んでも究極の運動性能を堪能できるのがそのDNAですね。

BMW『M2クーペ』 右前から

遠くからでも迫力あるオーラを放っているM2クーペのデザインは、まるで鍛えられたアスリートのよう。台形のブレードと大型エアインテークを備えたフロントスポイラーは、伝説的なレーシングカー「BMW3.0CSL」を彷彿とさせるもので、モータースポーツファンはテンションが上がりそう。トレッドは2シリーズクーペの通常モデルから7cmほど(リアは6.5cm)拡大されていて、逞しく張り出したホイールアーチが、タダモノではない存在感を見せつけています。

BMW『M2クーペ』 ハンドル

パワートレーンには、新開発の3.0L直列6気筒Mツインパワー・ターボを搭載。370ps/465Nmを誇るパワーと鋭いレスポンスが特徴で、試乗してみるとアクセルを踏み込んだ瞬間からヒューンと爆発的かつなめらかに吹け上がり、身体が浮き上がるかのような爽快感です。でも7速のダブルクラッチ・トランスミッション「M DCT Drivelogic」が継ぎ目のない制御をしてくれるおかげで、街中での頻繁なストップ&ゴーもまったくストレスがなくビックリ。残念ながらサーキットで試す機会はなかったのですが、大雨に遭遇した時にも不安なく安定した走りだったのが印象的でした。さすが、セグメント唯一のFRながら、50:50の理想的な前後重量バランスを実現しているモデルですね。

実用面では、容量たっぷりのトランクスペースがあり、後席も乗り込んでしまえば広々としているM2。現在、入ってくるそばから売れる在庫切れ状態が続いているくらいの大人気モデルです。

※掲載している情報・画像は、2016年7月25日時点の情報です。

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まるも亜希子の「新車まるかじりトーク」とは?

カーライフ・ジャーナリストまるも亜希子氏が、新車を紹介していくコーナーです。
毎回、まるも亜希子氏が新車をご紹介してくれるので、楽しみながらご覧ください。

まるも亜希子
カーライフ・ジャーナリスト。雑誌・ウェブ・ラジオ・トークショー等に出演・寄稿する他、安全&エコドライブのインストラクターも務める。
日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(2006年~2015年)
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
女性パワーでクルマ社会を元気にする「ピンク・ホイール・プロジェクト」代表。

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