まるも亜希子の新車まるかじりトーク「スズキ ワゴンR」

まるも亜希子の新車まるかじりトーク「スズキ ワゴンR」

スズキ『ワゴンR』 メイン

【今回の車両】
<スズキ・ワゴンR>
●全長3995/全幅1475/全高1650mm
●乗車定員4名
●燃費33.4km/L(JC08モード)
●0.6L直4、0.6L直4ターボ/CVT
●価格1,078,920~1,779,840
●エコカー減税/免税(一部80%、60%)

5年・10年先を見据えた軽自動車

初代が1993年に登場してから、男性“も”胸を張って乗れる軽自動車として人気となり、ハイトワゴンという新たな流れを作ってきたワゴンRがフルモデルチェンジしました。新定番/スタイリッシュ/ストロングと3タイプのデザインが用意された新型は、ドッシリとした頼もしさと、シンプルながら威張りの効く存在感をまとっていて、ワゴンRらしい道具感がモダンに上質になって戻ってきた印象です。

スズキ『ワゴンR』 ハンドル

ボディサイドから見ると、前部分と後部分の中間、Bピラー周りのボディパネルが斜めにカットされているのが個性的。ボディカラーも、フレッシュなイエローなど3つの新色が加わった13色が設定されています。

スズキ『ワゴンR』 後ろから

そして大きな目玉は、軽自動車初搭載となったマイルドハイブリッド。発進時や停車寸前にモーターによるクリープ走行が最長10秒間できたり、約100km/hまでの加速時に最長30秒間のモーターアシストができるのが特徴で、約13km/h以下でエンジンが自動停止するアイドリングストップ機能も付いています。自然吸気エンジンだけでなく、ターボエンジンのマイルドハイブリッドも設定されて、試乗してみると発進からすでに余裕たっぷりの加速フィール。シャキッと軽やかな身のこなしが気持ちよく、機敏なハンドル操作にも的確に応えてくれます。高速道路でも余裕は衰えず、ドッシリと安定して走れるだけでなく上質感も感じました。

スズキ『ワゴンR』 トランク

今回、アルトから始まったスズキの新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用し、基本性能から見直してきたと言いますが、その成果がいちばん表れているのが走りの部分。シートの骨格やサスペンションなども変わっており、小型車にも匹敵するレベルではないでしょうか。
また、室内の広さや快適装備、スズキ得意のワンタッチダブルフォールディング操作のシートアレンジなど、使い勝手もますますアップ。とくに、軽初となるアンブレラホルダーは、雨水が車外に排出されるようになっていて、開発者の思いやりを感じますね。ハイブリッドになった新型ワゴンRは、5年・10年先を見据えた軽自動車だと実感しました。

※掲載している情報・画像は、2017年4月25日時点の情報です。

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まるも亜希子の「新車まるかじりトーク」とは?

カーライフ・ジャーナリストまるも亜希子氏が、新車を紹介していくコーナーです。
毎回、まるも亜希子氏が新車をご紹介してくれるので、楽しみながらご覧ください。

まるも亜希子
カーライフ・ジャーナリスト。雑誌・ウェブ・ラジオ・トークショー等に出演・寄稿する他、安全&エコドライブのインストラクターも務める。
日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(2006年~2015年)
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
女性パワーでクルマ社会を元気にする「ピンク・ホイール・プロジェクト」代表。

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