中古車の納車はいつ？ ～納車が遅くなる車の特徴～
中古車を購入したら、できるだけ早く乗りたいと考える方は多いのではないでしょうか？ しかし、中古車購入の際の条件によっては、思ったよりも納車が長引いてしまうことがあります。中古車を選ぶ際は、以下にて紹介する特徴を参考にしてみてください。
店舗側や車の事情で遅れるケース
中古車の納車は、個々のケースによって差はあるものの、1週間～2週間程度で完了するとされています。この納車時期が遅れる理由を大きく分けると、店舗側や車の事情、そして買い手側の事情が考えられます。まずは、店舗側や車の事情を見てみましょう。
・選んだ車が人気の車種だった
気に入った中古車が人気車種だった場合、購入できたとしても順番待ちになってしまう可能性があります。具体的にどのくらい待つ必要があるのかは、購入前に店員へ確認したほうがよさそうです。
・店舗の繁忙期に購入した
規模の大きい店舗であればあまり心配ないかもしれませんが、少人数で経営している小さな店舗で購入した場合、繁忙期かそうでないかで納車時期が変わる可能性があります。
・整備に必要な部品を店舗に置いていない
点検をして整備が必要となったときに、整備のための部品を切らしているというケースが考えられます。これは稀なケースではありますが、繁忙期では可能性のある話です。その場合、部品の発注の時間が必要となります。
・車検が切れている
選んだ中古車の車検が切れている場合、車検に通す必要があるため、納車時期はそれだけ遅れることになります。車検が残っているほうが納車は早いですが、価格に差が出る可能性があるため、総合的に見て判断したほうがよさそうです。
以上が、店舗側や車の事情で遅れるケースです。購入してから納車に時間がかかると知らされることもあるかもしれないので、早めに手に入れたい場合は確認しておきましょう。
買い手側の事情で遅れるケース
中古車の納車は、買い手の事情で遅れることもあります。それには、主に2つのケースが考えられます。
・ローン審査が遅れる
現金のみでの購入ができない場合、多くはカーローンを組むことになります。この審査がスムーズに進めばよいですが、たとえばカーローンが組めずに銀行ローンを組むことになった場合などは審査期間が大幅に伸びてしまう可能性があります。
・カスタマイズを依頼する
人によっては、購入した中古車に自分好みのカスタマイズを施したいと考えることもあるはずです。こうすると当然、カスタマイズのための時間が必要となり、納車までの期間は遅くなります。
以上が、買い手側の事情で遅れるケースです。低金利でローンを組みたい、あるいは好みのカスタマイズで走りたいという場合は、納車の遅さについては目をつむったほうがよいかもしれません。
あとから焦らないために
仕事に使うなどの理由で納車が遅れては困るという場合は、購入前にしっかり確認しておくことが大切です。中古車購入の際に焦らないよう、ぜひ上記を参考にしてみてください。