まるも亜希子の新車まるかじりトーク「ミニ ミニ・クラブマン」

まるも亜希子の新車まるかじりトーク「ミニ ミニ・クラブマン」

ミニ『ミニ・クラブマン』 メイン

【今回の車両】
<ミニ・クラブマン>
●全長4270/全幅1800/全高1470mm
●乗車定員5名
●燃費17.1km/L(JC08モード)
●1.5L直3/6AT、2.0L直4/8AT
●価格344万~
●エコカー減税/適用なし

サイズが大きくなった影響は

可愛いのに実用的で、走っても満足できるクルマって、実は少ないものなんですよね。そんな中でMINIクラブマンは、世界が認める可愛さでありながら、観音開きの広いラゲッジを持ち、ゴーカートみたいな走りの楽しさも犠牲になっていない、稀少な存在。今回は、約7年ぶりのフルモデルチェンジとなった、新型MINIクラブマンに試乗してきました。

ミニ『ミニ・クラブマン』 右前から

キュートな丸いヘッドライトのフロントマスクに、浮かんでいるようなロングルーフ、4隅にしっかり踏ん張るタイヤと、大きな特徴はそのまま。相変わらずの魅力的なオーラです。でもボディサイズは全長が+27.3cm、全幅が+11.5cmとかなり大きくなりました。それによって後席の足元スペースがゆったりと広がり、ラゲッジも容量が360Lとたっぷりとられています。後席を4:2:4で分割して倒すことができ、全部倒すと1250Lの大容量。観音開きのバックドアは、リモコン操作で開くコンフォート・アクセス・システムに、足をクルマの下にかざす動作で開く機能も加わりました。そしてキャビン部分は、先代の特徴だったクラブドアという小さなドアは廃止されて、通常の4ドアを採用。使い勝手も居住性も、グンとアップしているんです。

ミニ『ミニ・クラブマン』 右前から

パワートレーンは1.5L3気筒ターボ+6ATのクーパー、2.0L4気筒ターボ+8ATのクーパーSと、2タイプが設定されました。1.5・でも元気よく、楽しく走ってくれますが、やっぱりクーパーSはグイグイと押しの強い加速感。瞬発力がある感じで、ここゾというところでズバッと加速してくれるのが爽快です。でもどちらも、キビキビと動くMINIらしさは健在でした。

ミニ『ミニ・クラブマン』 ハンドル

サイズが大きくなった影響はどうかなと少し心配もありましたが、運転しやすさはまったく気にならず、むしろ乗り心地の安定感が増したり、プラスの印象。可愛くて実用的で走れるクルマなら、やっぱり私はMINIクラブマンがイチオシです。

※掲載している情報・画像は、2016年3月25日時点の情報です。

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まるも亜希子の「新車まるかじりトーク」とは?

カーライフ・ジャーナリストまるも亜希子氏が、新車を紹介していくコーナーです。
毎回、まるも亜希子氏が新車をご紹介してくれるので、楽しみながらご覧ください。

まるも亜希子
カーライフ・ジャーナリスト。雑誌・ウェブ・ラジオ・トークショー等に出演・寄稿する他、安全&エコドライブのインストラクターも務める。
日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(2006年~2015年)
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
女性パワーでクルマ社会を元気にする「ピンク・ホイール・プロジェクト」代表。

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