
テリー伊藤によるアストンマーティン『D89』中古車レビュー
様々な中古車のポイントをテリー伊藤氏が独自の視点で紹介していくコーナーです。毎回、テリー伊藤氏がどのように車を見て行けばよいのかポイントを教えてくれるので、楽しみながらご覧ください。

【今回の車両】
アストンマーティン DB9
年式:平成20年
走行距離:4.1万km
排気:6,000cc
燃料:ガソリン
ミッション:AT
ハンドル:右
ドア数:2
アストンマーティン DB9
ストイックにハイパフォーマンスを追求すればポルシェ911を、イロイロな意味で“分かりやすさ”なら、フェラーリやランボルギーニを、ガンガン走るつもりなら、コルベットZ51をどうぞ。 では、アストンマーティンは?これがなかなか出てこない。スーパーカー?グランドツアラー?アストンマーティンは、人によって評価が大きく割れるのだ。

今回、テリーさんと対面したのは、アストンマーティンDB9。 450馬力超のV12エンジンを搭載して後輪を駆動。 インテリアは2+2なのだが、この“+2”がアストンマーティンのキャラクター付けを難しくしている要因か?

スポーツ性を前面に打ち出すわけでもなく、インテリアは上質な仕立て。 ポルシェを用いて例えるなら、パナメーラSと911カレラを足して2で割ったよう? 実用性とハイパフォーマンスを高次元で両立。それがアストンマーティン。しかし基本的に、優雅にクルーズするのが画になる車であろう。

奏でるエグゾーストノートは、やや古典的ながらも“その気”にさせてくれる。 そして乗りこめば、英国の上流階級が目にする上質な世界が広がる。いつまでも魅力的なフォルムをガレージで眺めれば、“これぞ一生モノ”と、満足できること確実なDB9。 それではテリーさんに診て頂きましょう。

決して新しくないんだけど
「おっ!!」という発見が
たくさんある車だね。
たぶん、他のスーパーカーや高級車に
乗ってきた人でも
しばらくスイッチ類をイジって
楽しめるんじゃないかな(笑)。

テレビを視聴できるようにナビにも
かなりお金も掛けているようだけど、
前オーナーがかなりの愛情(とお金)を
この車に注いでたことだけはしっかりと
受け止めさせてもらったぞ。

あれ、アストンのアンブレラじゃないの?
こういうアイテムが付いてくるってのが
イイじゃない!
前オーナーが「記念に・・・」って
抜き取ってないところを見ると
「おれが大切にしてきた、アストンの全てを引き継いでくれ」という
熱き想いを感じずにはいられないぞぉ。

このDB9の様なカラーリングは、英国車だからこそ似合う。
文化や風景なども含めて、こういうカラーリングが似合う様になっているんだよね。
それに何より昔を感じる音を出すし、機能美に溢れた”機関室”も見所だね!
この車を一言で表すのであれば、まさに馬。馬なんですよ!
アストンマーティンDB9に乗ることは週末”愛馬”に乗ることなんですよ。
販売店紹介

店舗の情報
株式会社メッツカーセールス
住所:〒154-0003 東京都世田谷区野沢3-4-5
電話番号:03-5430-0055
営業時間:10:00~19:00 日祝10:00~18:00
定休日:水曜日

店舗の印象
テリーさん
「いや~、社長は人柄がいい!安心できる!
買ってもいいなって思えるね~。
やっぱり高い買い物は社長のように
信頼できる人から買わないとねっ」
テリー伊藤の中古車観察「俺に乗らせろっ!」とは?
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テリー伊藤
東京築地出身
芸能界屈指のカーマニアであり、数多くの車を乗り継ぐ
2014年より、くるまマイスター検定公式応援団長を務める