自分でできる車の整備について

自分でできる車の整備について

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「車の整備はプロにしかできない」、そう考えている方は少なくありません。 もちろん、自分で行うよりもプロに任せるほうが確実で安全に整備を行えますが、車の点検ポイントを理解すれば簡単な整備は自分でもできるようになります。

自分で整備をするメリット

自分で整備をするメリット

自分が所有している車は、新車や中古車を問わずに“所有者が責任をもって整備を行う”と決められています。 詳細には、“法定12ヶ月点検”や“日常点検”などが法律によって義務化されています。 この2つの点検は、“受けること”が義務ではなく“すること”が義務とされているため、整備工場やガソリンスタンドに依頼をすることはもちろん、個人で行うことも可能です。

法定12ヶ月点検は年に1回ですが、日常点検はなるべくこまめに行っておくことが大切です。 たとえば、タイヤの溝の擦り減り具合やブレーキの効き具合などの確認は、事故やトラブルを未然に防ぐために欠かせません。 そのため、長距離走行の前には必ず確認するようにしましょう。くわえて、整備士の資格を有していなくても、車を安全な状態へ保つことができれば個人整備を行っても問題はありません。 自分で整備できるようになれば、プロに依頼することでかかる整備費用を節約することができます。

簡単にできる整備箇所と点検ポイント

簡単にできる整備箇所と点検ポイント

一概に整備といっても、自分でできる簡単なことからプロにしかできないことまでさまざまです。 下記にて、個人整備の基本や点検のポイントを紹介します。

・車の取扱説明書を読む
基本的なことですが、車の取扱説明書を読むことは非常に大切です。 取扱説明書には、車の操作方法だけでなく、“ボンネットの開け方”や“スペアタイヤやジャッキの収納場所”、“バッテリーの取り外し方”といった整備に役立つ知識が記載されています。 そのため、初めて自分で点検や整備を行う方は、まず必ず取扱説明書にしっかりと目を通しましょう。

・自分でできる、消耗品の確認
車には、ラジエーターの冷却水やワイパーゴム、バッテリー液などのように消耗していくものがあります。 こうした消耗品は、定期的に点検して補充や交換を行う必要があります。 上記にあげたものは自分でも簡単に交換できるものです。 まずは一度、ボンネットを開けて確認してみてください。 液が減っていれば継ぎ足すだけですし、もし場所がわからないなら取扱説明書で調べるか、車の販売店などで聞いてみましょう。 ラジエーター冷却水などの消耗品はカー用品を扱うホームセンターなどでも購入が可能です。 このような消耗品の交換を自分で行うことができれば、プロに依頼するよりも安価で済みます。

タイヤやブレーキパッドの交換は専用工具などが必要になるため、プロに依頼することが望ましいといえます。 しかしその減り具合は自分で目視で判断できるので、月に一度は確認しておきましょう。

思い切ってチャレンジしてみる

思い切ってチャレンジしてみる

いかがでしたか? 個人整備を行うことには、車の整備費用の節約や、車の不調や事故などの思わぬトラブル防止などのメリットがあります。 ラジエーター冷却水の補充のように、個人でも簡単に行える点検、整備に一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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