最後まで気を抜かずに! 納車時のチェックポイント

中古車購入後、一定の手続きを済ませたらいよいよ納車となります。しかし、まだ気を抜いてはいけません。このとき、後々のトラブル発生を防ぐためにいくつかチェックしておくべきポイントがありますので、以下にてご紹介します。
契約内容を改めてチェックすること

中古車を購入するときは、その車の状態や、どういった点検整備や修理を行うのかなどについて販売店と話し合いを行います。そして全ての見積りが出たあと、契約して代金の支払いとなります。
中古車が納車されたら、店舗で契約したとおりの内容になっているかチェックしましょう。
新車と比べ中古車は保証期間が短いので、契約時は保証期間内だったはずが、納車して数週間後には保証期間を過ぎているということもあるのです。そうなってから販売店に対応してもらうのは非常に困難。くわえて、契約違反だと異議を唱えることで裁判問題に発展する恐れもあります。
上記を防ぐためにも、納車時には契約書を隅々までチェックしておきましょう。
車の名義が誰なのかをチェックすること

中古車に限らず車を購入したら必ず行わなくてはならないのが“名義の変更”です。車には所有者が存在しており、中古車の場合は名義が前所有者のままになっているはずです。銀行ローンでの購入なら自身の名義となっている場合がほとんどですが、ローンの種類によっては販売店や信販会社(クレジット会社)が所有者のままということもあります。
名義が他人のままだと、車を売却したり譲渡したりすることができません。たとえば、車を売却するとなれば印鑑証明書や委任状などが必要となりますが、名義が前所有者のままだと、これらを前所有者に提出してもらわなくてはならないのです。
ローンの場合、これを完済するまでは車を手放すことはできません。もちろん、完済後は自身の名義に変更することができますが、この連絡がくることはないので時期をみて自身で確認する必要があります。くわえて、完済後に名義変更をどうするかも契約時にしっかり確認しておきましょう。
このほか、車内に車検証や取扱説明書、整備記録簿などの書類がしっかり入っているかどうかもチェックしておくことが大切です。
チェックポイントを押さえトラブルを防ごう

いかがでしたか? 中古車の場合、新車とは勝手が違う部分もあるので、納車の時点で上記のポイントをしっかりチェックしておくことが大切です。
上記のほかにも、各種機器が問題なく動くかどうかもチェックしておきましょう。
中古車を購入した方は、ぜひ上記を参考にしてみてください。