実は種類いろいろ　ワイルドな「ジープ車」たち

特徴的なデザインの車といえば、ジープ車を思い浮かべる方も多いかと思われます。車の種類のなかでも、ひと際ワイルドなデザインが特徴的なジープ車には、どのような魅力があるのでしょうか。このページでは、ジープ車の特徴と魅力、種類についてご紹介します。中古車選びの際の検討材料としてお役立てください。

ジープとは？

ジープの誕生

1941年に米軍のサポートのため誕生。
初代のモデルは米軍の要請により、アメリカン・バンタムとウィリス・オーバーランド、フォードの三社で共同開発されたWillysです。

クライスラー（フィアット）の中での位置づけ

ジープはFCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)のブランドであり、他には「アルファロメオ」「フィアット」「アバルト」等の多彩なブランドがあります。
その中でジープは、本物・自由・冒険・情熱をコンセプトに、他に類を見ない、オンリーワンSUVを開発・生産するブランドと位置づけられています。

どんな種類の車？　ジープ車のあれこれ

中古車を選ぶ際、機能性や価格のほかにデザインを重視する方も多いのではないでしょうか。現在はスタイリッシュなデザインの中古車が多く出回っていますが、なかでも根強い人気を誇っているのがジープ車です。駆動方式“4輪駆動車”の技術を初めて搭載した車として誕生し、そのタフな性能は現在も広く愛されています。
もともと、ジープ車は戦時中のアメリカ陸軍の要請によって開発された軍用車でした。「激しい戦闘でタイヤ2本が損傷しても、問題なく走行が可能な軍用車」をコンセプトとして生まれたといわれています。大戦中の1941年に軍に投入され、その後は一般にも出回るようになりました。ジープ車の圧倒的な耐久性能と走行性は一般人からも高い人気を集め、さまざまな派生シリーズが生まれるようになりました。現在のジープ車からは、SUVをはじめとした人気モデルが多く発表されています。

ラングラー

(2007年3月～2018年4月発売モデル　基本スペック)
排気量：3604～3782cc
ドア数：5ドア
シフト：4AT・5AT
駆動方式：パートタイム4WD
定員：5名

1987年にデビューしたモデルです。
角張ったワイルドなボディと特徴的なフロントマスクが、ジープ車の伝統を色濃く感じさせます。
ジープ車ならではのタフな走行性能と、上質な室内空間を実現させているのが大きな特徴。オフロードはもちろんのこと、市街地や高速道路などの平坦な道も快適に走行できる走行機能を実現しています。
また、カスタムパーツも豊富なこともあり、自分だけの特別な車にカスタマイズが可能な部分も魅力の一つです。
アウトドアがお好きな方に特に人気の高いデザインで、オープンカーとして楽しむこともできます。

チェロキー

(2014年5月～2018年10月発売モデル　基本スペック)
排気量：1995～3238cc
ドア数：5ドア
シフト：9AT
駆動方式：パートタイム4WD
定員：5名

ジープ車ならではの走行機能と、近代的なフォルムが特徴のSUVです。
悪路に強い従来のクロスカントリーカーとは違い、都会的な外観をしています。
最新型の音声認識技術が搭載されていたり、多彩な走行モードを揃えていたりと、利便性と操縦性に優れているのが大きなポイント。
現代のニーズをより強く反映した、一風変わったジープ車だといえるでしょう。

コンパス

(2017年12月～2019年1月発売モデル　基本スペック)
排気量：2359cc
ドア数：5ドア
シフト：6AT・9AT
駆動方式：パートタイム4WD・FF
定員：5名

コンパクトなサイズのSUVモデルです。
小さいながらも快適な車内空間に仕上がっているのが大きな特徴です。
外観も、ジープならではのワイルドさとSUVならではのスタイリッシュさを兼ね備えています。実用的なモデルであるため、デイリーユーズに最適です。

ジープ車をお探しの方は、こうしたモデルのなかからどれが自身のニーズに合うのかを、事前に吟味することが大切です。

中古車選びの際の候補として

いかがでしたか。ジープ車は、確かな実用性とワイルドな外観を兼ね備えた車です。ニーズが合えば、中古車選びの際の候補として検討してみるのもひとつの手です。

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