車とは違う爽快感! 4輪バギーの魅力を知ろう

4輪バギーといえば、アウトドアなどで使用する車というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。4輪バギーは、バイクとも自動車とも違う独特の魅力があるもの。ここでは、4輪バギーに関する基礎知識や素朴な疑問などをご紹介します。
4輪バギーって、こんな乗り物

4輪バギーとは、オフロード用のタイヤが4つ装備された4輪車のことです。全体的に車体部分が少なく、バイクとも自動車とも違う独特のデザインが特徴です。英語ではATV(All Terrain Vehicle)という別名でも呼ばれています。これは“すべての地形に対応する乗り物”という意味で、公道はもちろん舗装されていない悪路でもしっかりと走行できる乗り物なのです。なお、4輪バギーは普通自動車に分類されるため、普通自動車免許を所持していれば公道を走行することができます。
中国や台湾などのアジア各国で盛んに生産されているほか、アメリカのメーカーからは水陸両用のバギーも生産されています。水陸両用バギーは日本でも発売されており、本格的なアウトドアが好きな方におすすめの乗り物です。各国の生産メーカーによって値段やスペックには差異があるので、購入する際は価格やスペック、使用用途などにしっかり注目しておくことが大切です。
安全に楽しむために必要なことと豆知識

自動車やバイクにはない、独特の魅力を持つバギー。バギーを公道で安全に楽しむためには、自動車やバイクと同様にさまざまな対策や手続きを行い、運転環境を整える必要があります。まず必要となるのが、普通自動車免許です。前述したとおり、4輪バギーは普通自動車として扱われるため原付免許や二輪免許では運転できません。
次にナンバー登録の手続きを行う必要があります。原付バイクと同じく、各市町村の役所で手続きを行いましょう。手続きの際に用意するものは販売証明書と印鑑ですが、各市町村によって必要な書類が微妙に異なることもあります。間違えのないよう、役所へ事前確認を行うことが大切です。
4輪バギーで交通事故を起こした際、その責任は原付バイクや自動車と同等になります。したがって、公道で4輪バギーを運転するには自賠責保険への加入も不可欠です。忘れずに加入しておきましょう。車検は不要ですが、安全に楽しむために定期的な点検やメンテナンスを行うことが大切です。税金は原付バイク同様、年間2,500円というのが一般的な金額です。シートベルトの着用義務はありませんが、これも安全のために装着しておくのが得策です。
ルールを守って一味違う開放感を

オフロードを走る乗り物というイメージが強い4輪バギーですが、きちんとした手続きを踏めば公道を走行することもできます。ぜひこの機会に、4輪バギー独特の魅力を味わってみてはいかがでしょうか。