実は危険がいっぱい! 放置NGなガラスヒビ割れの種類

実は危険がいっぱい! 放置NGなガラスヒビ割れの種類

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車を運転している最中、飛び石によりフロントガラスにヒビが入ってしまうことがあります。このヒビには種類があり、種類により危険度が異なります。ここでは、ヒビの種類と放置することで起こり得る問題についてご紹介します。

まずは車のフロントガラスをよくチェック

まずは車のフロントガラスをよくチェック

飛び石によるガラスのヒビの種類は、以下のように大きく5つに分けられます。

1.ブルズアイブレイク(目玉キズ)
ガラスに亀裂は入っておらず、表面が少し剥がれている状態です。伸長しにくいのが特徴です。

2.パーシャルブレイク(半目玉キズ)
最も多くみられるヒビで、亀裂と剥離の中間の状態です。放置することで伸長する恐れがあります。

3.ストレートブレイク(直線キズ)
飛び石を受けた箇所を中心に、左右に真っすぐな亀裂が入った状態です。放置することで伸長する恐れがあります。

4.スターブレイク(星型キズ)
飛び石を受けた箇所を中心に、星型に亀裂が入った状態です。放置することで伸長する恐れがあります。

5.コンビネーションブレイク(複合キズ)
ブルズアイブレイク、パーシャルブレイク、スターブレイクが複合された状態です。ガラスが大きなダメージを受けているため、少しの衝撃や風圧で伸長する恐れがあります。

この他に、中に水が入ってしまった状態のヒビもあります。車の安全性を高めるためには、自身の車の症状を把握することが大切です。危険度が高いヒビだと判明した場合は、早急に修理を依頼するようにしましょう。

どんな問題が起こるのか?

どんな問題が起こるのか?

ガラスのヒビ割れを放置することで起こる問題のひとつが、「走行中に割れる」というもの。車の正面にあるフロントガラスは、ボディ全体のなかでも特に風圧を受けやすい部分です。飛び石などによってダメージを受けたガラスは、自身が考える以上に多大なダメージを受けています。そこに風圧を受けることで、ヒビ割れから亀裂が生じ、突然ガラスが粉々に割れてしまう恐れがあります。

なお、ガラスのヒビ割れによって車検に合格できない場合もあります。車検では、国土交通省が定めた「道路運送車両の保安基準」に基づいて検査が行われます。この保安基準の第195条では、「損傷した場合においても運転者の視野を確保できるものであること」「容易に貫通されないものであること」の2点を基準として定めています。ヒビの大きさなどに明確な定義はないものの、これが原因で不合格となる可能性もあるのです。

知識を得ることで運転時の安全性が上がる

知識を得ることで運転時の安全性が上がる

飛び石による車のガラスのヒビは、思っている以上に危険なものです。そのため、車を運転する方は、どのようなヒビが入り、そのヒビがどのような被害を生じさせるかという点について知っておくことが大切です。「これぐらい大丈夫」と安易に考えず、ヒビ割れを起こした場合は修理依頼を検討しましょう。

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