乗り方で変わる! 大切な愛車を長持ちさせるコツ

お気に入りの車はいつまでもきれいな状態で乗り続けたいもの。車が劣化していくことを完全に防ぐことはできませんが、乗り方ひとつで寿命を長くすることが可能です。ここでは、大切な愛車を長持ちさせるためのコツをご紹介します。
車に負担となる乗り方は避ける

車を長持ちさせる秘訣は、自動車免許を取得する際に習った乗り方を日常生活でも実践すること。たとえば、急発進や急加速、急ブレーキや急ハンドルをしないよう心がけることが大切です。これらを避けることで、車にかかる負担を少なくすることができます。
安全運転は、事故の発生を防ぐという意味でも大切です。とはいえ、あまりにのんびり車を走らせると周囲のドライバーに迷惑をかけることになります。車に負担の少ない乗り方を意識することはもちろん、常に周囲をチェックしておくことも重要です。
「使用頻度が低い=長持ちする」と考える方もいるかもしれませんが、これはかえって車の劣化に繋がります。使用頻度が極端に低いと、長らくエンジンをかけていないことでバッテリーが上がったり、タイヤなどのゴムパーツが変形・ヒビ割れを起こしたり、ブレーキなどにサビが生じたりすることがあります。万が一、車に傷があった場合、さらなる劣化が進むこともあります。
愛車を長持ちさせたいのであれば、1週間に1回以上はエンジンをかけるようにしましょう。
定期的な点検を受けて劣化を防ぐ

車を所有している方は、定期的に車検を受ける必要があります。このとき、定期点検をあわせて受けておくことで、愛車をより長持ちさせることができます。
定期点検とは、車にとっての健康診断のようなもの。ディーラーや整備工場などに依頼し、プロの目から、「故障している箇所はないか?」「本来の性能を維持できているか?」などをくまなくチェックしてもらいます。「定期点検を受けないがために罰則を受ける」ということはありませんが、劣化を早めに修理しておくことで愛車の寿命を伸ばすことが可能です。
なお、定期点検を受けていることで査定の際にプラスになるというメリットもあります。
大切な相棒と楽しくドライブ

いかがでしたか? 車種などによって寿命に差が出ることもありますが、扱い方次第で寿命を伸ばしたり縮めたりすることもあるのです。車を購入するというのは、決して安い買い物ではありません。お気に入りの車を少しでも長く乗り続けるためにも、自身の乗り方や扱い方を改めて見直してみることが大切です。