どんな車がいいの? ペーパードライバーの中古車購入

「運転免許は持っているけど、運転する機会がない」という方は、俗に“ペーパードライバー”と呼ばれています。そんなペーパードライバーが自分にあった車を選ぶためには、いくつかのポイントを把握して運転しやすい車を見極めることが大切です。以下では、その具体的なポイントをご紹介します。
“運転のしやすさ”を念頭に置いて選ぼう

ペーパードライバーは、さまざまな視点から車を選んでいく必要があります。なかでも、“運転のしやすさ”は特に重視すべきポイントです。運転に自信がないペーパードライバーであれば、小回りが利いて狭い道でもストレスなく運転することができるコンパクトカーや軽自動車が適しています。軽自動車であれば維持費も安く、「あまり車に乗らないので、できるだけ維持費をかけたくない」と考えている方にもぴったりです。
また、運転技術に自信がないペーパードライバーには四角形の車もおすすめです。四角形タイプのものであれば車両の四隅の感覚がつかみやすく、運転する際の視界もよいので狭い道での走行や駐車時のストレスを減らすことができます。
家族構成や利用目的から考えてみる

運転のしやすさや維持費など、車選びの際に注目しておくべき要素はさまざまです。前述したとおり、運転技術が未熟であったり、自信がなかったりするペーパードライバーには、小回りが利いて維持費も安い軽自動車やコンパクトカーが適しています。しかし、それだけの要素で車選びを進めてしまうのは早計かもしれません。
家族構成や乗員数を考慮しながら車を選ぶのも、今後快適に車を運転するために大切なことです。「5人以上家族がいる」という場合、乗員が4人までと規定されている軽自動車だと役不足になってしまいます。また、「小さな子どもがいるのでチャイルドシートが必要」という場合、ある程度のスペースを確保できる中古車でなければ乗員スペースがやや手狭に感じてしまう可能性もあります。そういった場合は、なるべく乗員スペースが広く乗り降りが楽なものを選ぶ必要があります。家族構成や乗員数、利用目的なども細かく考慮しながら、最も適したタイプの中古車を選ぶことが大切です。
自身の運転技術やシーンに合わせた車選びを

ペーパードライバーの方に限らず、中古車を購入するというのは大きな買い物です。納得のいく車に出会えるように、自身の運転技術や家族構成、利用目的などさまざまな要素を冷静に分析しておくことが大切です。